コロナ後遺症外来に行ってきました。


私が検索や市役所等で見聞きした限り県内に「コロナ後遺症外来」として診察している病院は数件。その中で状介状がなくても症状を総合的に診てもらえて常設されてそうなのは実質1ヶ所。

来月10月からは県としても試験的に大きなコロナ後遺症外来を新設する予定らしいですが、とりあえず、どんなものか確かめてみる意図もありその病院へ行ってみました。

県内移動ですが、電車やバスを乗り継ぎ約2時間かけ辿り着きました。到着すると外で物々しい装備をした看護師や職員さん達が救急車を出迎えていました。コロナ感染患者かまでは分かりませんが、コロナ後遺症外来をやってるところはやはりコロナ感染患者を受け入れている病院が多いですね。当然と言えば当然ですが。

受付を終えるとすぐに検査、予約より30分前に着いたのにあっという間に手続きと簡単な予備問診が終わり、手際よくレントゲンとCT撮影も終了。

ここまでは順調で、手際よく患者さん捌いている病院だなとの印象を受けましたが、ここからが長かった…。

血液検査などの生理検査が混みに混んでいて通院されているおばあさんが「こんなのは珍しい」と言っていました。でもまあ何のツテとなく大学病院などに飛び込みで行った時のように数時間待たされるということもなくトータルで1時間30分くらいでしたか、血液検査と肺活の検査を終えました。(ベテラン看護師さんの機転のおかげもありました。)


待合室(というか廊下)の患者さんから漏れ聞こえた話に「後遺症で半年休職していてそろそろ復職しなくてはと思っているけど後遺症が残っている」「私も」みたいな内容がありましたが、コロナ後遺症で悩んでいる患者さんは少なくとも10人くらいはいる様子でした。他にコロナ後遺症外来と標榜している病院は実質的に少ないのでこれが多いのか少ないのかはわかりませんが、少なくともコロナ後遺症に苦しんでいる人は存在していると実感。


診察では凄くざっくり言うと
「(私の不調は)どれもコロナ後遺症として報告されている症例と同じ。あと3ヶ月~6ヶ月は後遺症が続くケースが多いので対処療法で様子を見ます。」

先生はともすれば淡々としててそっけなく感じるタイプ(病院レビューにもそういうようなことが書かれてました。)でしたが、私自信があれこれ疑問がわくと質問してしまうタイプの為あれこれ質問していたらいろいろとぶっちゃけた話を教えてくれましたが、悪用もされかねないのでここでは控えます(なら最初から黙ってろとい話でもありますが(笑))

薬を何種類か処方され終了。



・まとめると…
わかってはいましたがこれといった抜本的な治療とかはなく経過観察しましょう的なもので終わりました。

会社の定期検診が近々あり、それらと検査内容が重複していたので、診察代勿体なかったかな?という貧乏根性もありますが(笑)こういうのは掛け捨ての保険みたいなもので安心を買ってる(これもなんか違うが)ようなもんだと自分の中では落とし所にしてます。とりあえず肺炎や肺炎後の気配はなかったのは良かったと。

しかし、さらっと出てきた「脂肪肝」のワードがショック…。

とりあえず経過観察し、来月に県が本腰を入れる予定のコロナ後遺症外来みたいなものに淡い期待をしつつ回復を待ちます。