県が委託している支援センターの委託解除

亡くなられた方へのお悔やみ申し上げます。

・ざっくりと書きますが、県が委託していた宿泊・自宅療養者支援センターが契約解除になりました。

この業者は、自宅療養者の健康管理記録をしておらず、自宅療養者の病状急変・死亡発見が遅れたとのこと。

本来の流れは、自宅療養等は支援センターからかかってくる自動音声通話に対してその日の体温と飽和酸素濃度を入力しそれを自宅療養が終わるまで支援センターが管理・記録します。

もし、入力がされていない場合には支援センターの方から直電で本人の体調を確認する手筈でした。

しかし、この業者はそれらを怠っており今回の件に繋がってしまいました。
亡くなられた方の1人は高齢の方でこの体調管理入力が1度もされていませんでした。しかし、支援センターの方から確認の電話を1度もされていなかったとのこと。

私の自治体もこの業者が担当だったのですが、最初の体調管理の自動音声電話が2日かかってこずこちらから何回も電話してその翌日からやっとかかってくる感じでした。さらには自宅療養期間が終了しても自動音声が毎日かかってきました。

この業者の電話番号を検索すると何か怪しげな情報が出てくるのも気になりましたが、私が気になることは二つ

・県がこの業者に委託を決めた経緯

・委託業務解除するのはわかりますが、個人情報の適切な扱いはきちんとなされているのか?


不安になってもどうすることもできませんが、もう少し慎重に業者選びと制度設計して欲しいです。